推奨サプリ
個人的におすすめのサプリメントを役割ごとに紹介します。
採卵周期
①抗酸化作用を持つメラトニン
卵子回収率の増加
顕微授精での受精率の上昇が報告されています。
②DHEA
体外受精周期前にDHEAを約3ヵ月間服用すると、
採卵数、成熟卵数、受精率、良好胚数が有意に上昇するという報告が確認されています。
③ミオイノシトール
卵胞液におけるミオイノシトールレベルの高さが卵胞の状態および卵母細胞の品質に関連している可能性が報告されています。
移植周期
①葉酸
胎児の神経管閉鎖障害の予防のため1日400~800 μgの葉酸の摂取がおススメです。
厚生労働省は妊娠を希望する女性に対し、
葉酸を食事からは1日240 μg +合成葉酸を1日400 μgの摂取を推奨しています。
②ビタミンD
妊娠中の怖い合併症の可能性を減らす報告がでています。
また、ビタミンDが体内に豊富な女性は欠乏している女性より流産のリスクが低いという報告もあります。
③ラクトフェリン
子宮内のラクトバチルス属が90 %以上存在すると妊娠率が上昇するデータが報告されています。
そのため、今では複数回移植して着床しない場合にEMMA検査で子宮内細菌叢について調べたりします。
それほど、移植する際は子宮内環境が大切ということになります。